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IIJ、クラウド上に災害復旧(DR)サイトを構築するサービスをワンパッケージ化

2019年5月30日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2019年5月30日、クラウド上に災害復旧(DR)サイトを構築するために必要なパーツや作業をワンパッケージで提供する「IIJシンプルDRソリューション」を発表した。同日付けで提供を開始した。

 IIJシンプルDRソリューションは、情報システムの被災時に、クラウド上に用意したDRサイトを使って復旧できるサービスである。(1)DRサイトとなるクラウド、(2)ユーザーサイトとDRサイトの仮想サーバー同士を同期させるツール、(3)DRサイトの構築、の3つをパッケージ化して提供する(図1)。

図1:IIJシンプルDRソリューションの概要(出典:インターネットイニシアティブ)図1:IIJシンプルDRソリューションの概要(出典:インターネットイニシアティブ)
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 従来、DRサイトの構築を検討する際には、コストの高さ、作業の難しさ、実現までにかかる時間、といった課題があったという。今回のサービスは、これらの課題を解消し、DRサイトを簡単に構築できるようになるとしている。

 DRサイトの基盤としては、VMwareのサーバー仮想化基盤を採用したIIJのクラウドサービス「IIJ GIOインフラストラクチャーP2 仮想化プラットフォーム VWシリーズ」とMicrosoft Azureのいずれかを利用できる。例えば、基幹システムはIIJのクラウドサービス、価格重視の場合はAzureなど、用途に応じて使い分けられる。

 ユーザーサイトとDRサイトのデータをレプリケーションするツールとして、「Zerto Virtual Replication」(米Zerto製)を提供する(関連記事IIJ、クラウド移行サービスをメニュー化、移行作業はVMあたり4万9800円から)。対象となる仮想サーバー同士をリアルタイムで同期する。最初に1回同期した後は、ユーザーサイトで稼働中の業務システムで生成したデータについて、差分のみDRサイトに転送する。

 IIJのエンジニアがDRサイトを構築する。DRサイトの構築に関わる作業を定型化しており、ユーザー環境のヒアリングとDRサイトのサイジング、詳細設計書や同期の操作手順書などのドキュメントの作成、DRサイトの構築、問題なく復旧できるかの動作確認、問い合わせ対応(引渡し1カ月後まで)、を実施する。

 利用料金(税別)は、以下の通り。初期費用として、DRサイトの構築作業が、仮想サーバー1台あたり6万9800円。ユーザーサイトとDRサイトを結ぶネットワーク構築は個別見積もり。同期ツールは、仮想サーバー1台あたり月額7200円。DRサイトの基盤となるクラウドサービスは、IIJ GIO VWシリーズが月額12万5000円(16コア、メモリー128Gバイト、ストレージ100Gバイト、1Gビットイーサネット)、Microsoft Azureがサポート付きで月額約3万1000円。

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IIJ、クラウド上に災害復旧(DR)サイトを構築するサービスをワンパッケージ化インターネットイニシアティブ(IIJ)は2019年5月30日、クラウド上に災害復旧(DR)サイトを構築するために必要なパーツや作業をワンパッケージで提供する「IIJシンプルDRソリューション」を発表した。同日付けで提供を開始した。

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