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OKI、基幹業務システムをインターネットサービス化する「X-Tech」のためのミドルウェアを販売

2019年6月26日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

沖電気工業(OKI)は2019年6月26日、基幹システムのデータを活用したインターネットサービスを実現するためのデータ変換・中継ミドルウェア「SDBC for オープンAPI」を発表した。2019年10月から提供する。価格は個別見積もり。

 沖電気工業(OKI)のSDBC(スマートデバイスビジネスコネクター)for オープンAPIは、基幹システムのデータを活用したインターネットサービスを実現するためのデータ変換・中継ミドルウェアである(図1)。顧客情報システムなどの事業者内システムとインターネットサービスを相互接続する中継システムであり、スマートフォンやタブレット向けに新しいチャネルを提供する。

図1:「SDBC for オープンAPI」の概要(出典:沖電気工業)図1:「SDBC for オープンAPI」の概要(出典:沖電気工業)
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 データを変換する機能を備えている。システム間で取り交わされる通信電文をリアルタイムにバイナリレベルで解析し、汎用的でオープンな通信電文に変換する。これにより、基幹システムの独自インターフェースやシステム間接続の課題を解消し、新サービスを早期に市場に投入できるようにする。

 オープンAPIを使ってアクセスできるようにしている。例えば、開発するインターネットサービスの認証・認可の仕組みとして、OAuth2.0や、FAPI(Financial-grade API:金融サービス向けAPI)を利用できる。

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