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マシンラーニング自動化のDataRobot、コンサルメニューを体系化した「AIサクセスプログラム」

2019年7月23日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

マシンラーニング(機械学習)を用いた予測モデルの作成を自動化するソフト「DataRobot」を手がけるDataRobot Japanは2019年7月23日、DataRobotの導入を支援するコンサルティングサービスを整備してメニュー化/体系化した「AIサクセスプログラム」を発表した。個々の分析テーマに合わせて導入するなどの小規模な用途でも利用できる。2019年8月1日から有償サービスとして提供する。

写真1:DataRobot Japanでチーフデータサイエンティストを務めるシバタアキラ氏写真1:DataRobot Japanでチーフデータサイエンティストを務めるシバタアキラ氏
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 DataRobotは、分析用のデータさえ用意すれば、データサイエンティストでなくても簡単にマシンラーニングを用いて予測モデルを作成できるソフトである。教師あり学習を自動化するソフトであり、真偽の分類や数値の予測などに利用できる。Web画面からデータを登録して「何を予測するか」を指定するだけで、予測モデルを自動生成する。複数のアルゴリズムを使ってモデルを生成し、より精度の高いモデルを自動で採用する。時系列データの予測モデルも作成できる。

 DataRobotの導入を支援するサービスとして、トレーニングプログラムやコンサルティングサービスを提供している。2018年4月には、主にトップダウン型の大規模プロジェクトに向けて、DataRobotのライセンスにトレーニングやSIサービスなどをセット化したパッケージ「AI-Driven Enterprise Package」を発表した(関連記事機械学習を自動化するDataRobot、育成プログラムなどをセット化した“AI民主化推進パッケージ”)。

コンサルティングメニューを体系化して整備

 今回、DataRobotの導入コンサルティングを体系化/メニュー化したプログラムとして、AIサクセスプログラムを用意した。テーマの創出からビジネスでの実利用に至るまで、それぞれのタイミングで何をやるのかを明確化した。これにより、大規模なトップダウンプロジェクトだけでなく、いくつかのAI活用テーマを現場レベルで推進したいユーザーに対しても、適切なレベルの支援ができるとしている。

 コンサルティングサービスの体系化に合わせて、DataRobot社内のコンサルティング体制も整備した。新チームの1つ「AIサクセスマネージャー」(現在5人)は、ユーザーにとっての成功の定義と目標を理解し、積極的に提案、アドバイス、フォローする。新チームの1つ「フィールドエンジニア」(専任と兼任を合わせて現在5人)は、DataRobotを顧客の環境に導入する上での技術支援を提供する。

 導入コンサルティングを体系化して整備した背景の1つには、多くのユーザーが判定モデルを実装して終わっており、ビジネスへの適用ができていないという状況がある。モデル作成者だけでは事業は回らないと、DataRobot Japanでチーフデータサイエンティストを務めるシバタアキラ氏(写真1)は指摘する(図1)。「テーマ創出、モデルの構築と検証、ビジネス適用、のそれぞれの段階で、やらなければならないことがある」(シバタアキラ氏)。

図1:データから予測モデルを作成するモデル開発担当だけでは、データ分析プロジェクトは回らない(出典:DataRobot Japan)図1:データから予測モデルを作成するモデル開発担当だけでは、データ分析プロジェクトは回らない(出典:DataRobot Japan)
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マシンラーニング自動化のDataRobot、コンサルメニューを体系化した「AIサクセスプログラム」マシンラーニング(機械学習)を用いた予測モデルの作成を自動化するソフト「DataRobot」を手がけるDataRobot Japanは2019年7月23日、DataRobotの導入を支援するコンサルティングサービスを整備してメニュー化/体系化した「AIサクセスプログラム」を発表した。個々の分析テーマに合わせて導入するなどの小規模な用途でも利用できる。2019年8月1日から有償サービスとして提供する。

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