[市場動向]

ミッションはDX推進による顧客のビジネス成果―日本マイクロソフト新社長の吉田仁志氏が就任会見

2019年10月3日(木)杉田 悟(IT Leaders編集部)

日本マイクロソフトは2019年10月2日、新たに代表取締役社長に就任した吉田仁志氏を中心とする新経営体制についての記者会見を開催した。吉田氏は目標として「日本マイクロソフトを、グローバルでトップのマイクロソフトにする」ことを挙げた。また、ユーザーに向けて「DX推進がビジネス成果につながるよう、支援していきたい」と抱負を語った。

 先に発表があったとおり(関連記事日本マイクロソフトの新社長に吉田仁志氏が就任)、2019年9月30日まで日本ヒューレット・パッカード(HPE)の社長を務めていた吉田仁志氏が10月1日、日本マイクロソフトの代表取締役社長に就任した。

 会見は、アジア プレジデントのラルフ・ハウプター氏、日本マイクロソフトの前社長で、現在は特別顧問を兼任する米本社ワン コマーシャル パートナーグループ バイスプレジデント グローバル システム インテグレーター ビジネス担当の平野拓也氏が同席して行われた。

写真1:左から平野拓也氏、吉田仁志氏、ラルフ・ハウプター氏

 アジア地域のヘッドオフィスがあるシンガポールから駆け付けたハウプター氏は、HPE日本法人の社長であった吉田氏とは、パートナーとして2年の付き合いになる。吉田氏について「日本市場を深く理解し、ソフトウェアの深い知識を持ち、グローバルで豊富な経験を持っている」と評価、「何よりトップとしてのすぐれた経験があり、今回のミッションを必ず成功に導くはず」と期待を示した。

 現在は米国に居を移し、本社でグローバルのパートナー政策に携わっている平野氏は、「マイクロソフトは現在、ビジネスだけでなくカルチャーの面でも、リーダーシップの面においても変革を推し進めている。一方、日本ではインダストリイノベーションやワークスタイルイノベーションなど日本の社会変革にどう貢献できるかということを重要視している」と現状を説明。そのうえで吉田氏に「マイクロソフトの変革と、日本企業の変革に少しでも貢献できるよう、今のモーメンタムを自分流の新しいやり方で広げていっていただきたい」とエールを贈った。

 吉田氏は「マイクロソフトは、社会の変革に貢献できる、数少ないグローバル企業の1社だと考えている。より良い世の中を次の世代のために準備したいという自分の信条と重なっており、マイクロソフトには共感し続けてきた」という。そして、「そのようなマイクロソフトに参加できたことをうれしく思う」と現在の心境を語った。

 抱負として、「日本マイクロソフトをグローバルの中で世界一のマイクロソフトにしたい」という高い目標を掲げた。また、「引き続きDXの推進により、日本企業の改革を支援していく。そのうえで、ビジネス成果を出すことを最も重要なミッションとしていきたい」とユーザーに寄り添う姿勢も見せた。「そのためにわれわれ自身もっと勉強し、技術を磨き、パートナーエコシステムを強化するなど、改善の余地はたくさん残されている」としている。

 ユーザー関連の情報としてはハウプター氏が、アジア地域の施策として「ユーザーの技術力をもっと伸ばすためのトレーニングを、日本を含むアジア地域で実施する」ことをこの会見で明らかにした。その数は向こう1年間で10万人に上り、日本でもユーザー企業の技術者数千人が対象となる予定だという。認証取得者を増やし、ユーザー企業のITリテラシー向上につなげていきたい考えだ。

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