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オカムラが全社でRPAを導入、入金引当や受注登録などで年間で3万4800時間の工数を削減

2019年12月12日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

オカムラは、RPA(ロボットによる業務自動化)システムを構築し、稼働させた。2019年11月時点で、88本のシナリオが本番業務で稼動している。例えば、入金引当業務や受注登録作業などのシナリオを全国の99部門に大規模に展開しており、年間で3万4800時間の工数を削減した。RPA環境を構築したSIベンダーのJSOLが2019年12月12日に発表した。

 オカムラは、全国規模のRPAシステムを稼働させた。入金引当業務や受注登録作業などの業務をRPAで自動化し、全国の99部門に大規模に展開している。年間で、3万4800時間の工数を削減している。2019年11月時点で、88本のシナリオが本番業務で稼動している。13台のRPA端末が終日常時並行稼働している。

 構築したRPAシステムのシステム面での特徴は、大規模な利用に耐えられるようにITリソースやミドルウェアを組み合わせたことである。RPAソフトウェアは「WinActor」を使っており、WinActorの管理・統制ソフトウェアである「WinDirector」や、ジョブ管理ツール「JP1」を利用している。

 これらのミドルウェア群の実行環境として、パブリッククラウドサービスのAWS(Amazon Web Services)を利用している(図1)。RPAソフトウェアなどを仮想サーバー(Amazon EC2)上で稼働させることで、RPA実行端末の増加にも柔軟に対応できるようにした。

図1:オカムラが稼働させたRPAシステムの構成(出典:JSOL)図1:オカムラが稼働させたRPAシステムの構成(出典:JSOL)
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 RPAの運用面での特徴は、RPAの設計、開発、運用に関するガイドラインを作成したことである。ガイドラインで定めたルールを組織運用の中に組み込むことによって、RPAシナリオの設計、開発、運用までの一連のプロセスを手順化している。

 ガイドラインの1つ「適用業務ガイドライン」は、各ユーザー部門からの自動化ニーズに対して、適切な適否判断を行えるようにするものである。「開発ガイドライン」は、開発ルールや規約、テスト/本番化プロセスを規定している。「運用ガイドライン」は、シナリオや環境の保守・運用体制や対応フローなどを規定している。

 オカムラは今後、非定型作業の自動化や、より高度な自律化を進めていき、業務自動化による働き方改革の実現を目指していく。2019年12月31日には、RPA統合環境「JSOL SmartPRAS」を最新バージョンに更新する予定である。

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