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グレープシティ、Excelライクな操作のWebアプリ開発ツール「Forguncy 6」をリリース

2020年4月15日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

グレープシティは2020年4月15日、Excelに似た操作性を持つWebアプリケーション開発ツール「Forguncy(フォーガンシー)」の新版「Forguncy 6」を発表した。同年5月29日から提供する。価格(税別)は、開発ライセンスが17万2000円、運用ライセンスが最小構成で82万円。

 グレープシティの「Forguncy」は、Excelに似た操作性を特徴とするWebアプリケーション開発ツールである。画面(データ入力)と帳票(PDF出力)、ワークフロー機能やメール送信機能などをノンプログラミングで開発できる。データを格納するリレーショナルデータベースサーバー機能も備える(画面1

画面1:Forguncyの開発画面(出典:グレープシティ)画面1:Forguncyの開発画面(出典:グレープシティ)
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 Excelに似たアプリケーション開発環境「Forguncy Builder」を備える。セルの書式設定、数式、Excel関数、データの入力規則、グラフといったExcel機能をそのまま利用できる。Excelのようにセルのマス目を方眼紙として利用できるので、セルの結合や罫線を使って、紙の伝票のような複雑なレイアウトも再現できる。

 既存のExcelファイルからWebアプリケーションを自動生成するウィザード機能も提供する。Excelファイルの内容を、画面やデータとして取り込む。使い慣れたExcelファイルのレイアウトを活かせるので、現場部門が混乱することなく業務をシステム化できる。

 新版では、自社に合わせたサブシステムを短期間で開発できるように、既存の基幹システムとCSV(カンマ区切り形式)データを介してデータ連携できる機能や、複雑な帳票をデザインできる機能を追加した。Accessで作り込んだシステムの置き換えニーズにも応えられるとしている。

 強化点の1つは、サイバーサイドで自動でコマンドを実行するサーバーサイドコマンド機能を追加したことである。これにより、Forguncyから直接接続できないシステムに関しても、CSVを介してデータ接続できるようになる。異なるデータベースのテーブルをForguncy上で結合・集計することで、既存のデータを活用した新たなシステムを構築できる。

 帳票も強化した。Forguncyの特徴である、Excelライクな画面作成の機能を、帳票のレイアウト作成にも活用できる。改ページ機能でページごとに異なるレイアウトを作成したり、繰り返し表示する部分を設定して可変明細帳票を作成したりといった、多様な帳票レイアウトを実現できる。これにより、Accessで管理していた請求書管理などもForguncyで実現できる。

 現場の入力作業を支援する「スケジュール入力表」も追加した。マトリックス形式の入力画面で、入力したデータをテーブル型形式に変換して格納する仕組み。集計やレポートなどのデータ活用ができる。

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グレープシティ / Forguncy / ローコード / Excel

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