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タブレットで作業現場の報告書を作成できる「快作レポート+」に新版、印鑑画像を押印可能に

2020年10月8日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立ソリューションズ・クリエイトは2020年10月8日、保守点検・設備管理・店舗・製造などの現場に向けて、タブレット端末を介して簡単に報告書を作成できるモバイル業務報告システム「快作レポート+ Ver.3」の販売を開始した。提供開始日は、オンプレミス版が2020年11月2日、クラウド版が2020年12月。価格(税別)は、オンプレミス版が要問い合わせで、クラウド版は登録料が5万円、利用料が1ユーザーあたり月額1800円。販売目標は、モバイル関連サービス事業全体で今後3年間で売上30億円(累計)。

 快作レポート+は、タブレットを活用して作業現場の報告を手軽に行える、業務報告システムである(図1)。これまで紙やExcelを用いて作成していた報告書を、タブレットを使って簡単に作成できる。Excelの報告書フォーマットをモバイルアプリ画面に変換できる。現場の写真をその場で撮影して報告書に直接貼り付けられるので、紙やExcelでの作成と比較して報告書の作成にかかる時間を短縮できる。

図1:快作レポート+の概要(出典:日立ソリューションズ・クリエイト)図1:快作レポート+の概要(出典:日立ソリューションズ・クリエイト)
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 今回、快作レポート+をVer.3にバージョンアップした。新版ではまず、印影をデジタル化した画像データを使って、報告書への押印が可能になった。押印後の改竄を防止しつつ、印影や承認者・日時などが報告書に反映されることで、、従来の紙の報告書のイメージを変えずに報告書をデジタル化できる。

画面1:「快作レポート+」のアプリ画面(出典:日立ソリューションズ・クリエイト)画面1:「快作レポート+」のアプリ画面(出典:日立ソリューションズ・クリエイト)
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 データ入力機能も強化した。Excel関数の種類を10種類から29種類へと増やした。作業時間の自動算出などの入力機能強化によって、効率的に報告書を作成できるようにした。画面デザインも刷新した(画面1)。報告に利用するアプリ画面や、報告書管理・閲覧に利用するWebシステムの画面を刷新し、直感的に操作できるようにした。

 2021年1月には、ドローツール(サイン、図編集ツール)を強化する。フリーハンドでの描画機能に加えて、図形(四角形や丸など)、スタンプ、テキスト入力などの描画ができるようになる。iPad OS版ではApple Pencilも使えるようになる。筆圧、傾き、角度を認識することで、精緻な手書き画像や署名の描画が可能になる。

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