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AI inside、顔認証APIを提供開始、AI-OCRとの組み合わせで本人確認業務を効率化

2021年2月1日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

AI insideは2021年2月1日、本人確認業務に利用できる「顔認証API」の提供を開始した。オフィスの入退室確認など各種の用途に利用できる。AI-OCR「DX Suite」と組み合わせると、本人確認書類の文字読み取りと顔認証を同時に行えるなど、本人確認業務を効率化できる。利用料金は、DX Suiteを契約している場合、顔認証の利用量に応じて1000円から。

 AI insideは、Web APIの形で利用できる顔認証機能「顔認証API」をリリースした(図1)。2021年2月1日に、最初の機能として、カメラなどで取得した顔情報を、あらかじめ登録しておいた情報と照合し、本人かどうかを確認できる機能をリリースした。後日、2枚の写真の顔画像を照合する機能や、1枚の写真に含まれる2つの顔画像を照合する機能をリリースする。

図1:Web APIの形で利用できる顔認証機能「顔認証API」を提供した。AI-OCRを組み合わせて使うことで、金融サービスなどの各種契約・手続きにおいて、本人確認業務を効率化できる(出典:AI inside)図1:Web APIの形で利用できる顔認証機能「顔認証API」を提供した。AI-OCRを組み合わせて使うことで、金融サービスなどの各種契約・手続きにおいて、本人確認業務を効率化できる(出典:AI inside)
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写真1:顔認証APIの利用シーン(出典:AI inside)写真1:顔認証APIの利用シーン(出典:AI inside)
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 Web APIで利用できることから、各種の業務システムやRPA(ロボットによる業務自動化)システムなどと容易に連携できる。AI insideでは、想定する活用シーンとして、オフィスの入退室確認、施設利用の会員確認、システムのログイン認証、銀行口座申し込みなどの本人確認業務、eKYCアプリケーションへの取り込み、――などを挙げている(写真1)。

 なお、AI insideは、クラウド型のAI-OCRサービス「DX Suite」を提供している。顔認証APIとAI-OCRを組み合わせて使うことで、金融サービスなどの各種契約・手続きにおいて、本人確認業務を効率化できる。免許証などの本人確認書類において、文字をAI-OCRで読み取るとともに、顔を認証できる。

 「顔認証API」の利用料金(税別)は、個別見積もり。ライセンス形態は、月額基本料に、無料照合枠(プランにより回数規定あり)が含まれる。無料照合枠を超えた場合は、従量単価となる(従量単価はプランごとに異なる)。DX Suiteを契約しているユーザーの場合、月額基本料は不要で、従量単価だけで利用できる(最低利用料金は月額1000円)。

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