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特権ID管理「SecureCube Access Check」新版、ログから問題を抽出してダッシュボードに表示

2022年4月25日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)は2022年4月20日、特権IDアクセス制御ゲートウェイ「SecureCube Access Check」の新版(5.5.1)を販売開始した。新版では、アクセスログからセキュリティ違反やシステムトラブルにつながる情報を抽出して表示する「ダッシュボード機能」を標準で搭載した。価格(税別)は、最小構成(監査対象数10台以下、オプションなし、構築支援サービス「Bronze」付き)で374万円。

 NRIセキュアテクノロジーズの「SecureCube Access Check」は、特権IDによる情報システムへのアクセスを管理するゲートウェイソフトウェアである。特権IDの管理に必要な、申請・承認ワークフロー、ID/パスワード管理、ゲートウェイでのアクセス制御、操作ログの取得・管理、監査補助、などの機能を提供する。ユーザーは、SecureCube Access Checkを介して特権IDを使う形になる(図1関連記事特権ID管理「SecureCube Access Check」新版、CSVマスター編集ツールでデータ登録を容易に)。

図1:SecureCube Access Checkの概要(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)図1:SecureCube Access Checkの概要(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)
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 新版(5.5.1)では、アクセスログからセキュリティ違反やシステムトラブルにつながる情報を抽出して表示する「ダッシュボード機能」を標準で搭載した(画面1)。「利用実績が一定期間ないユーザー」や「普段とは異なる接続元からのアクセス」、「SecureCube Access Checkを経由しない(迂回した)アクセス」、「夜間休日のアクセス」どをダッシュボードの一覧で確認可能である。これまで個別にデータを加工・分析していた監査業務の工数を削減する。

画面1:ダッシュボードの画面イメージ(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)画面1:ダッシュボードの画面イメージ(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)
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 基本ライセンスは、管理対象システム台数に応じて変わる。最小構成の「1~10台版」から最大構成の「501~1000台版」まである(1000台を超える場合は個別見積もり)。オプション機能として、「二要素認証」「AD連携」「重要情報検知」「中継自動接続ツール」などを用意している。構築支援サービスは、導入に必要な支援レベルに応じて「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」の4種類を用意した。

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