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Web版Outlookで使えるメール誤送信対策ツール「m-FILTER MailAdviser OWA」

メール送信時に確認画面をポップアップ表示して注意喚起

2023年5月9日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

デジタルアーツは2023年5月9日、Web版Outlook用メール誤送信対策製品「m-FILTER MailAdviser OWA」を発表した。同年7月4日から提供する。既存製品の「m-FILTER MailAdviser」はクライアント型Outlook用のメール誤送信対策製品だったが、今回OWA(Web版Outlook)で使える製品として新たに提供を開始する。OWAのアドインプログラムとして動作する。価格(税別)は、1ライセンスあたり月額300円。

 デジタルアーツの「m-FILTER MailAdviser」は、メール誤送信対策ツールである。クライアントPCにインストールして使う。この状態でメール送信ソフトウェア(Outlookなど)からメールを送信するとm-FILTER MailAdviserの画面がポップアップで立ち上がる。ポップアップ画面では、宛て先や本文、添付ファイルなどに間違いがないかのチェック作業をメール送信者自身に促す。これにより、誤送信リスクの気付きを与え、誤送信を防ぐ(画面1)。

画面1:メール送信時に「m-FILTER MailAdviser OWA」がポップアップ表示するメール誤送信確認画面(出典:デジタルアーツ)
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 今回、m-FILTER MailAdviserのラインアップを拡充し、Webブラウザを介して利用するWeb型メールクライアントであるOWA(Web版Outlook)で使える製品として、新たに「m-FILTER MailAdviser OWA」を用意した。OWAのアドインプログラムとして動作する。これにより、クライアント型Outlookだけでなく、OWA環境でもポップアップ型のメール誤送信対策機能を利用できるようになった。。

 OWA版では、ポップアップ型の誤送信対策機能だけでなく、メール送信時のPPAP(ファイルをパスワード付きZIPファイルにしてメールで送付し、パスワードを別送するファイルのやり取り)への対策機能も実装した。添付ファイルを暗号化し、デジタルアーツが提供するオンラインストレージに自動的にアップロードする仕組み。受信者は、ダウンロードURLからファイルをダウンロードする。

 送信したファイルは、ファイルセキュリティ製品「FinalCode」の機能を利用して、ファイルの閲覧権限を変更可能である(関連記事デジタルアーツ、閲覧権限をリモート制御できるファイル暗号化ソフト「FinalCode」に新版)。ポップアップ画面やOWAのメール送信済み画面から、添付ファイルを閲覧可能なユーザーを指定する。ファイルを誤送信してしまった場合でも、後から閲覧する権限をはく奪して閲覧できなくすることが可能である。

 OWAのメール送信済み画面から、宛て先ごとに、ファイルの既読・未読を確認可能である。ファイルの閲覧を許可していない人がファイルを閲覧しようとしている場合は、不許可アクセスとして赤く表示する。

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デジタルアーツ / メール誤送信対策 / Outlook / メール / メールセキュリティ

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