[事例ニュース]

ハンシン建設、社員のITデバイス/ライセンス管理をExcelからSaaSに移行

2024年2月27日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

阪急阪神東宝グループのハンシン建設(本社:大阪府大阪市)は、従業員が使うITデバイス850台の管理業務を、Excelベースの管理システムからSaaS型の管理サービスに置き換えた。ジョーシスのITデバイス/SaaS管理クラウドサービス「ジョーシス」を採用した。効果として、これらノンコア業務にかかる時間の3分の1程度を減らせることを期待している。ジョーシスを販売するマクニカが2024年2月27日に発表した。

 阪急阪神東宝グループの建設会社であるハンシン建設。同社では、一部の従業員が複数台のPCとスマートフォン/タブレットを使うため、管理対象のITデバイス数は、従業員数の倍以上にあたる850台を数えるという。また、これらITデバイスに導入している管理対象アプリケーションも複数ある。

 これらのITデバイスとアプリケーションを、Excelで作成した台帳と管理画面で管理していたが、複数の台帳を管理する手間は大きく、これらの利用実態を十分には把握できていなかった。アカウント(ID)管理にも多くの時間を割いて負荷がかかっていたという。

 そこで、ITデバイス850台の管理手段を、Excelベースの管理システムからジョーシスのITデバイス/SaaS管理クラウドサービス「ジョーシス」に置き換えた(図1)。

図1:ハンシン建設が全社のITデバイスを一元管理するために導入したSaaS型管理サービス「ジョーシス」の運用イメージ(出典:マクニカ)
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 ハンシン建設は効果として、情報システム部門の仕事のうち、ITデバイス管理に割いていた時間の3分の1程度を減らせることを期待している。また、アプリケーションのライセンスを適切に割り当てられるようになったほか、シャドーITや削除漏れのアカウントを検知できるようになったという。

 ジョーシスは、従業員が使うITデバイスやSaaSアカウントの利用状況/コストなどを可視化する。入退社時のアカウントの発行・削除、ITデバイスの購入から廃棄まで、情報資産のライフサイクルを一元管理する(関連記事マクニカ、従業員が使うPCやSaaSなどの利用状況/料金を可視化する「ジョーシス」を販売)。

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建設 / クライアント管理 / IT資産管理 / ジョーシス / マクニカ / 大阪府 / 大阪市 / 阪急阪神ホールディングス

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