[調査・レポート]

タブレットによる会議や議論をサポートする「Share Anytime」とは?

2013年10月16日(水)柏崎 吉一(エクリュ 代表社員)

PDFやマイクロソフト・オフィスの文書を、タブレットやスマートフォンで共有しながら議論する。経営会議や企画会議、あるいは商談などビジネスの現場で着実に浸透しつつある業務スタイルだ。だが、その時、思いついたことや聞いたことを文書にメモ書きしたり、書いたことの一部を全員に伝えたりできれば、もっと便利になるだろう。

写真:新製品発表を行う浮川和宣 MetaMoJi代表取締役社長
写真:新製品発表を行う浮川和宣 MetaMoJi代表取締役社長

ベンチャー企業のMetaMoJiは、これを実現するアプリ「Share Anytime」(シェア・エニイタイム)を2013年10月9日に発売した。同社は、一太郎やATOKを開発した浮川和宣氏・初子氏夫妻が、ジャストシステムを離れた後に設立した企業。現在、個人向けの手書きメモや発想を支援するソフト「Note Anytime」を提供している。

「Share Anytime」は、これを多人数による議論や発想支援を行うために拡張したもの。浮川和宣社長は、キャッチフレーズは『これなら伝わる、わかりあえる』。社内のペーパーレス化に留まらず、打ち合わせや会議におけるコミュニケーションの活発化や、イノベーションのきっかけづくりに活用して頂くことを願って開発しました」と話している。

PDFなどの文書を共有、コメントや意見を手書きで

といってもイメージがつかみにくいかも知れない。そこでShare Anytimeの発表会のシーンを再現してみよう。MetaMojiは集まったメディア関係者など約60名の参加者に、Share Anytimeが稼働するiPad(iOS5.0以降)のタブレットを配布した。

データは会場内の無線LAN環境を通じて配信されている。登壇者(司会者)の手元にあるタブレットと、スクリーン上、および参加者に配布されたタブレットはリアルタイムに同期している。

司会者がプレゼン内容に応じてタブレット端末画面上の会議資料のページを指先でめくる、あるいは拡大する、文字や図形をフリーハンドで入力する、曲線を描画するといった操作を行うと、プロジェクターの画面と同じく参加者の手元にあるタブレットの画面にも、同じ内容がリアルタイムに反映される。

面白いのは、参加者も同様に手元の画面に書き込める点だ。書き込んだ文字や図形は、即座に全員のタブレット(およびスクリーン)に反映される(シェアモードからプライベートモードに切り替えれば反映させない、つまり自分だけのメモにも使える)。参加者に配られたタブレットは単なるモニター画面ではなく、参加者全員によるメッシュ型の情報共有を可能にしている。

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