[海外動向]

「デバイスの向こうに顧客がいる」 Dreamforce 2013基調講演でマーク・ベニオフCEO

2013年11月20日(水)志度 昌宏(IT Leaders編集部)

米Salesforce.comのマーク・ベニオフCEO(最高経営責任者)は2013年11月19日(現地時間)、米サンフランシスコで開催中の自社イベント「Dreamforce 2013」の基調講演に登壇し、「Internet of Customer(IoC)の時代が訪れた」と力説した。前日には、IoCのコンセプトを実現するための発表した新プラットフォーム「Salesforce1」を発表。モバイルを前提にしたアプリケーション構築の重要性を訴える。

写真1:「Dreamforce 2013」の基調講演で「Internet of Customer(IoC)の時代が訪れた」と力説する米Salesforce.comのマーク・ベニオフCEO(最高経営責任者)
写真1:「Dreamforce 2013」の基調講演で「Internet of Customer(IoC)の時代が訪れた」と力説する米Salesforce.comのマーク・ベニオフCEO(最高経営責任者)

 「Internet of Customer(IoC)」は、M2M(Machine to Machine)やセンサーネットワークなどの広がりをとらえた「Internet of Things(モノのインターネット)」をベースにしたコンセプトだ。クラウドやビッグデータにからむ製品/サービスのベンダーの多くが最近、IoTを引き合いに出し、ビジネスモデルのサービスシフトを主張し始めている。

 このIoTに基づくIoCにおいてSalesforce.comは、フィールド活動やデジタルマーケティングといった企業のフロントエンドに位置するアプリケーションの開発・運用に焦点を置く。

 マーク・ベニオフCEO(最高経営責任者)は、「IoTについては各社がこれまでも語ってきた。モバイルやウェアラブルコンピュータなど、新しいデバイスもつながっていく。だが、それらデバイスの先に顧客がいることを忘れてはならない」と力説する(写真1)。「顧客と1対1の関係構築を目指すIoCによって、企業は顧客より先に進み、顧客の期待に答えることこそが、これからの企業が目指すべき方向だ」(同)という。

顧客を起点に従業員からパートナー、機器までをつなぐ

 IoCを実現した企業のビジネスは、どう変わるのだろうか。今回の基調講演では、蘭フィリップスや人材管理サービス会社の米ADP、ソニーなど先行企業の取り組みが、寸劇を交えたデモンストレーションで紹介された。

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