[原価管理再入門]

3つの分類軸でスッキリ分かる原価の構成要素と分類

第3回

2014年12月1日(月)吉原 一記(東洋ビジネスエンジニアリング)

第1回では原価管理のニーズが高まっている背景についてふれた。第3回では原価計算の具体的な手法を説明する上での前提知識として、原価の構成要素や分類について解説する。

 突然だが、皆さんは製品の原価を計算できるだろうか。「当たり前だろう」と憤慨された読者は、原価管理について相応のキャリアをお持ちのはず。むしろ、「実は…」と思われた読者は多いのでは。

 原価計算システムの普及によって、原価管理のプロセスやロジックがブラックボックス化するケースが増えた。手計算する場合と違って、システムはデータを投入さえすれば結果が出てくるからだ。

 こうした状況を企業側も憂慮している。例えば、原価管理システムの導入プロジェクトをベテランから若手へのナレッジトランスファーの場として活用する経営層は珍しくない 。全社的な原価意識の向上、原価情報の活用文化の醸成をプロジェクトの効果として期待するケースも散見される。

 原価管理で効果を上げるためには、計算のプロセスやロジックに対する理解が欠かせない。今後、2回にわたって原価計算の具体的な手法を解説する。第3回(=今回)では、原価計算の基礎となる「原価費目」について解説する。第4回では、具体的な原価計算の手法を取り上げる。原価計算は、原価費目の理解なくして語れない。しっかりと、把握していただきたい。

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
登録済みの方はこちら

IT Leaders 雑誌版、電子版をご購読の方、会員登録済みの方は下記ボタンよりログインして続きをお読みください

初めての方はこちら

IT Leaders 会員になると
会員限定公開の記事を読むことができます
IT Leadersのメルマガを購読できます

【次ページ】原価費目は10~20程度にまとめる
  • 1
  • 2
バックナンバー
原価管理再入門一覧へ
関連記事

3つの分類軸でスッキリ分かる原価の構成要素と分類第1回では原価管理のニーズが高まっている背景についてふれた。第3回では原価計算の具体的な手法を説明する上での前提知識として、原価の構成要素や分類について解説する。

PAGE TOP