[新製品・サービス]

富士通の電子カルテシステムがWindows10やクラウドに対応

2016年3月17日(木)IT Leaders編集部

富士通は2016年3月16日、診療所向けの医療事務・電子カルテシステム「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LifeMark-SX」と、300床までの医療機関向け医療事務システム「同HOPE SX-S」を発売した。Windows 10に対応したほか、クラウド型サービスを2016年5月から順次提供する予定だ。

 「HOPE LifeMark-SX」は、医療事務システム機能を備えた診療所向けの電子カルテシステムだ。PC1台のスタンドアローン構成から20台のクライアントサーバー構成まで対応できる。Windows 10に対応したほか、ユーザーインターフェースを改善し操作性の向上を図っている。

 また、新規に富士通のデータセンターに情報連携機能を整備し、医療機関内の診療データを保全するBCP機能や、患者がPCやスマートデバイスから診療予約ができるWeb診療予約機能、介護施設とのコミュニケーション機能などに対応したクラウド型サービスも順次提供する。

 カルテ作成業務を効率化できる。電子カルテへ入力する処置、処方予定などをまとめて入力可能ににしたほか、各種ツールを起動するショートカットキーの追加や、処方監査機能により発見された修正部分への自動的な移動などの機能改善も行っている。

 スマートデバイスに対応しており、往診先や自宅でもカルテの入力や参照も可能となっている。病診連携機能では、同社の地域医療ネットワークシステム「HumanBridge EHRソリューション」とのデータ連携が可能になっている(Windows 10対応版は2016年7月に提供開始予定)。

 医療事務システムは、レセプト電算データ作成業務を効率化する。患者の会計入力が完了すると、自動的にその日のレセプト電算データを作成/更新する。月末や月初には、レセプト電算データの内容を確認することで、レセプト電算データを完成できる。また、日々の会計入力中に、その月のそれまでのレセプト電算データと過去の月次レセプト電算データを表示するため、月をまたがって実施する検査や処方を確認できる。

 「HOPE SX-S」は、HOPE LifeMark-SXの医療事務システム機能とクラウド型サービスをパッケージ化した、診療所から300床までの医療機関向けのシステムだ。HOPE LifeMark-SXへの移行が容易なうえ、同社の様々な医療機関向けシステムと連携できる。

 HOPE LifeMark-SXは2016年3月25日に出荷開始し、価格は200万円(税別、最小機器構成。以下同様)から、HOPE SX-Sは出荷開始済みで、価格は120万円からになる。

 富士通は2018年度末までに、HOPE LifeMark-SXは3000システム、HOPE SX-Sは6000システムの販売を目標にする。

関連記事

富士通の電子カルテシステムがWindows10やクラウドに対応富士通は2016年3月16日、診療所向けの医療事務・電子カルテシステム「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LifeMark-SX」と、300床までの医療機関向け医療事務システム「同HOPE SX-S」を発売した。Windows 10に対応したほか、クラウド型サービスを2016年5月から順次提供する予定だ。

PAGE TOP