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CTC、オンプレミスのVMware仮想化基盤を月額制で提供、HPEサーバーとAnsibleで構成

2021年7月14日(水)IT Leaders編集部

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2021年7月14日、ユーザー企業のオンプレミス環境に構築したIT基盤を月額制のサービスとして提供する「Hybrid Consumption Infrastructure」を発表した。同日に提供を開始した。社内システムとしてのセキュリティレベルと、IaaSと同等の利便性を確保したとしている。価格(税別)はPCサーバー機3台の最小構成で月額150万円から。販売目標として3年間で10社を掲げる。

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の「Hybrid Consumption Infrastructure」は、ユーザー企業のオンプレミス環境に構築したIT基盤を、月額制のサービスとして提供するサービスである。PCサーバー機にサーバー仮想化ソフトウェアのVMware vSphereを導入したIT基盤を、構成管理ソフトウェアのAnsibleとともに月額制で提供する。

 PCサーバーに、日本ヒューレット・パッカード(HPE)の「HPE ProLiant DL380」を用いる(最小構成3台)。同サーバーをオンプレミスに設置したIT機器を従量課金制で利用可能なベンダープログラム「HPE GreenLake cloud services」の下で提供する(関連記事「オンプレミスながらクラウドと同等のユーザー体験を目指す」─HPE GreenLake)。

 IT基盤のシステム構成を自動化するソフトウェアとして、レッドハットの「Red Hat Ansible Automation Platform」も提供する。CTCは、システム構築作業を省力化できるように、サーバー/ストレージ、仮想化ソフトウェア、ネットワーク機器などの設定を自動化するプログラムを作成して提供する(関連記事レッドハット、構成管理ツール「Ansible」の有料版「Ansible Engine」を販売)。

 また、VMwareのサーバー仮想化ソフトウェアをクラウド上のベアメタルサーバーにインストールして運用サービス込みで提供する「VMware Cloud on AWS」と組み合わせたIT環境の構築にも対応する。オンプレミスと同じ環境をAWS上に構築することで、DR(災害復旧)を含めたハイブリットクラウドを実現する。

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