[技術解説]

最新IaaS一覧 Part05

2010年7月27日(火)

国内で利用可能なIaaS約30種を総覧 月額4000円で使えるサービスも登場 国内のIaaSサービスが続々と登場している。それぞれのサービス内容や主な対象としているシステムには、事業者の出自によって力点を置くポイントに違いがある。IaaSを提供する事業者各社が強みとするポイントを踏まえながら、主だったIaaSのサービスを紹介する。

国内のIaaS市場には、ホスティング業者やシステムインテグレータ、自社製のハード/ソフトを持つメインフレーマなど、様々な事業を“母体”とする企業が続々と参入している。各社は、今まで培ってきた強みを生かすべく、自社のIaaSの機能やサービスを充実させ、特徴を打ち出しつつある。

決め打ちの標準構成により安価かつ手軽に利用可能に

提供価格の安さで注目を集めているのが、ソフトバンクテレコムやインターネットイニシアティブ(IIJ)といった、もともと手広くホスティング事業を手掛けてきた企業のIaaSだ。ソフトバンクテレコムは2010年2月に開始したIaaS「ホワイトクラウド シェアードHaaS」のエントリー版で月額8400円という低価格を実現。「提供する仮想マシンのスペックを固定し、サーバーハードウェアの大量調達や、オープンソースソフト(OSS)の積極的な活用によって提供コストを下げた」(立田 雅人クラウドサービス開発本部 基盤サービス開発部部長)。

IIJもメニューをある程度決めておくことによって、提供コストを下げている。2010年6月に開始した「IIJ GIO ホスティングパッケージサービス」は、仮想マシン単体やWebサーバー、メールサーバーなど7種類の標準構成を用意している。ユーザー企業は用途に応じていずれかの構成を選択し、最小構成で月額4000円から利用できる。

基幹系の移行を見据えSIをサービスの中心に

NTTデータや新日鉄ソリューションズ、TIS、日本ユニシスなど、システムインテグレータは基幹系システムでの利用を強く意識してサービスの拡充を図っている。各社はソフトバンクテレコムやIIJのように標準メニューも用意しているが、セキュリティやガバナンスの点でユーザー固有の要件を実装したクラウド環境の構築に力点を置いているのだ。

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