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読み取り精度を向上させ成功に導いたRPA×OCRの先進事例―帝人フロンティア

2017年12月13日(水)杉田 悟(IT Leaders編集部)

現在、ITマーケットでもっとも勢いのあるアイテムのひとつであるRPA(Robotic Process Management)だが、導入形態は進化している。単にRPAツールを導入するだけでなく、OCRやチャットボットとの連携、ERPとの連携など他システムとの連携により、自動化を促進する試みが注目されている。2017年11月30日に大阪で開催されたRPA SUMMIT 2017 IN OSAKAでは、繊維素材商社である帝人フロンティアから、RPAとOCR、RPAとERPの連携事例が紹介された。

 RPA SUMMIT 2017 IN OSAKAは、2017年7月27日に東京で開催された「RPA SUMMIT 2017」の大阪版となるもので、レノボ・ジャパンの社長にしてNECパーソナルコンピュータの社長も兼務する留目真伸氏が基調講演を行った。次のセッションに登壇したのが、アビーム・コンサルティング執行役員の安部慶喜氏だった。

(写真1)RPAマーケットの解説を行うアビーム・コンサルティングの安部慶喜執行役員

 安部氏はまず、RPA関連の最新の調査結果から、RPAの最新動向を解説した。調査は2017年7月から9月にかけて、日本RPA協会、RPAテクノロジーズ、アビームコンサルティングへの問い合わせおよび導入実績を分析したものだ。

 RPAの導入企業といえば、真っ先に思い浮かぶのが金融機関だが、今回の調査では、問い合わせがもっとも多かったのがメーカーだった。2017年1月から6月調査の時点ですでにメーカーが61%を占めていたが、7月から9月の調査では更に微増して63%だった。金融機関はわずか7%に止まっており、すでに多くの金融機関が問い合わせの時期を過ぎたという考えかたもできるが、メーカーの関心の高さが突出しているのは間違いないようだ。

(図1)導入企業の業種別内訳(出所:アビーム・コンサルティング)
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 メーカー以外で注目されるのが、商社・小売の伸びだ。1月から6月分の調査では「その他」の中の1業種に過ぎなかったのが、7月から9月分ではサービス業と同じ12%で同率3位と急成長を遂げている。

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