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りそなHD、約130の業務システムが稼働するIT基盤をVMwareのHCIで構築

2019年6月27日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

りそなホールディングスは、約130の業務システムを統合管理する次世代事業基盤を、ヴイエムウェアのHCI(ハイパーコンバージドインフラ)ミドルウェアを使って構築した。システム移行ツールの活用によって、約10週間でシステムを移行できた。ヴイエムウェアが2019年6月27日に発表した。

 りそなホールディングスは、ヴイエムウェアのHCIミドルウェア(VMware vSAN、VMware vSphere)を使って、新しいシステム基盤を構築した。サーバー仮想化と分散ストレージを組み合わせた環境であり、基盤となるPCサーバー機の台数を増やしていくスケールアウトによって、基盤に集約できる仮想サーバーの台数を拡張できる。

 同社がこれまで運用していたシステム基盤もサーバー仮想化基盤だったが、HCIではなく、サーバー機、ストレージ、ネットワークの3層が分離した仮想化基盤になっていた。今回、これをHCIへと刷新した。

 また、今回のHCIでは、サーバー内蔵ストレージをオールフラッシュ構成とした。重複排除/データ圧縮機能によってデータ容量を削減しているほか、SSDのドライブをRAID 6構成とすることによって、データの耐障害性も確保した。

 第1フェーズは、2018年6月に移行プロジェクトを開始し、当初の予定通り2018年12月にシステム移行を終わらせた。2019年9月にシステム移行のリハーサルを実施し、2019年10月にVMware vSAN環境をリリースし、業務システムと仮想サーバーを移行した。

 また、ITリソースの需要予測と管理を目的に、容量や性能などを監視する運用監視ソフト「VMware vRealize Operations」も採用した。これにより、業務の現場からの急なITリソースの要請にも柔軟に対応できるようになったとしている。

 今回の移行プロジェクトにあたり、りそなホールディングスや構築を担当したNTTデータソフィアでは、ヴイエムウェアが提案した移行ツールを高く評価している。当初は移行に40週間以上かかるという試算もあった中、差分転送や差分同期によって、システム停止による業務への影響をほとんど発生させることなく、約10週間で移行できたとしている。

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