【Special】

顧客エンゲージ戦略に貢献するWeb画像の最適化アプローチ

2016年10月21日(金)

顧客エンゲージ戦略において、最も重要なチャネルに位置付けられるWebサイト。各社は、一人ひとりの顧客に対して、いかに豊かな体験を提供するかでしのぎを削り、その結果として高品質な画像を多用する傾向が強まっている。しかし、むやみに画質を上げ画像の数を増やすとWebページの表示が遅くなり、かえって体験を損ねてしまう。この課題に対し、IT部門として何ができるか。Web画像の自動最適化・配信ソリューション「Image Manager」を提供するアカマイ・テクノロジーズに聞いた。

ユーザーの“知覚品質”を維持しつつ
画像のバイト数を最小化

 そこでアカマイ・テクノロジーズが2016年9月28日より提供を開始したのが、「Image Manager」というクラウドベースの画像最適化・配信サービスである。高品質なオリジナルの画像ファイルを、事前に設定したポリシーおよびリクエスト元のユーザーごとに特定したデバイスやOS、ブラウザの種別、ネットワークの接続状態に合わせ、自動的に画像のリサイズやクロップ、フォーマット変換を行って最適化。さらに配信までをオンデマンドで行うソリューションだ。

 「これにより高品質な画像を多用してリッチなWebページを作りたいというニーズを満たしつつ、モバイルユーザーにも快適に閲覧していただくことが可能となります。また、手作業で何タイプもの画像を準備・加工・管理する必要がなくなり、大量の画像を保存するためのストレージも不要となります」とクルカーニ氏は、Image Managerを活用するメリットを強調する。

写真2 アカマイ・テクノロジーズ シニアプロダクトマネージャーのモハマド・アブルマッド氏

 他社が追随できない背景にあるのが、アカマイ・テクノロジーズが開発した独自の画像処理アルゴリズムだ。同社でWebパフォーマンス・ビジネスユニットのシニアプロダクトマネージャーを務めるモハマド・アブルマッド氏は、「オリジナルの画像をいかに最小のバイト数で再現するか、そこに妥協はありませんでした。Image Managerのアルゴリズムは、ユーザーの“知覚品質”を維持しながら自動圧縮を行います」と語る。そして、「今後も四半期ごとにモバイルデバイスに関する技術のアップデートを行い、常に業界の一歩先を行くインテリジェンスを提供していきます」と意欲を示す。

ポートフォリオ全体の進化を通じて
デジタル変革を支援していく

 リリースされて間もないImage Managerだが、世界ではすでに10社を超える企業がベータ版の段階から実業務への適用を開始しており、大きな成果も出始めている。

 たとえばカナダの家庭用品小売大手Line Chest社は、もともと1種類のオリジナル画像をすべてのケースで配信しており、Webページの表示速度の低下をきたしていた。そこにImage Managerを導入したことで、ユーザーの多様なエンドデバイス環境に合わせた32種類もの表示用派生画像を自動生成し、運用効率を悪化させることなく、エクスペリエンスを向上することができたという。

 「結果としてモバイルユーザーのトラフィックが30%向上し、これに伴いコンバージョン率も10%向上しました」とクルカーニ氏は語る。

 また、ある大手ビデオレンタル事業者も全デバイス向けに同じ画像を配信していたことからオーバーダウンロードが課題となっていたが、Image Managerの導入によってデバイスに応じた軽い画像を配信できるようになった。具体的には、かつてユーザー側で7.5秒を要していたページ読み込みを2.5秒まで短縮し、エクスペリエンスを向上することができたという。

 「自社の将来を担っているCIOやIT部門のリーダーは、コスト削減もさることながら、事業部門に対してどのようなパフォーマンスやケーパビリティの向上による貢献ができるのかを、常に優先的に考えていく必要があります。それこそが今後のデジタル変革を見据えたあるべき道筋であり、その一環としてImage Managerを活用していただけたらと思います」とクルカーニ氏は訴える。

 もちろん、アカマイ・テクノロジーズが提供するソリューションはImage Managerだけではない。Webパフォーマンス、メディア・デリバリー、クラウド・セキュリティなど、ポートフォリオ全体の進化を通じてデジタル変革に向かう企業を支援していく考えだ。

 「今後、製造業におけるインダストリアル4.0(第4次産業革命)やコネクテッドカーなどに象徴されるM2M/IoTへの取り組みが本格化していくと考えられます。そうした中で、これまで以上に多様なモバイルデバイスやセンサーデバイスをクラウド環境で活用していく必要があります。2017年初頭に予定しているWebアクセス高速化ソリューションの新リリース『Akamai Ion 3.0』でも、そうした新領域に向けたソリューション提案とエクスペリエンスの強化を図っていきます」とクルカーニ氏。高速性、信頼性、安全性の視点から、インターネットをその時代の“ビジネスクラス”に発展させていくことが、アカマイ・テクノロジーズの一貫したビジョンなのである。


●お問い合わせ先

アカマイ・テクノロジーズ合同会社
03-4589-6500
info_akamai@akamai.co.jp
https://www.akamai.com/jp/ja/

関連記事

Special

-PR-

顧客エンゲージ戦略に貢献するWeb画像の最適化アプローチ [ 2/2 ] 顧客エンゲージ戦略において、最も重要なチャネルに位置付けられるWebサイト。各社は、一人ひとりの顧客に対して、いかに豊かな体験を提供するかでしのぎを削り、その結果として高品質な画像を多用する傾向が強まっている。しかし、むやみに画質を上げ画像の数を増やすとWebページの表示が遅くなり、かえって体験を損ねてしまう。この課題に対し、IT部門として何ができるか。Web画像の自動最適化・配信ソリューション「Image Manager」を提供するアカマイ・テクノロジーズに聞いた。

PAGE TOP