[真のグローバルリーダーになるために]

【第4回】真のグローバルリーダーの新たな定義とは何か?

2015年2月20日(金)海野 惠一(スウィングバイ代表取締役社長)

日本ITCソリューション課長の佐々木は、ほとんど勝機がない入札案件のために香港に入った。翌日からの作戦を考える過程で、山下塾の木元塾頭の話を思い出していた。「グローバルリーダーとは何か」を考え、「なぜ日本人は外国人のビジネス仲間に入れないのか」を議論したことがあったからだ。外国人の仲間に入れない3つの阻害要因に続き、木元塾頭は、新たなグローバルリーダー像を定義した。

 木元塾頭は話を続けていた。

(1)日本人は持っている情報量が少なく、また情報を分析し判断する習慣がない
(2)日本人は“正直”で、相手の嘘とか、ごまかしを見破れない
(3)日本人はアイデンティティを持っておらず、その個性を売り込む習慣がない

 「以上、これら3つが、これまで日本人が外国人の仲間に入れない最大の阻害要因です。『英語ができ、専門性をもって、仕事ができる』ことに加えて、これら3つの阻害要因を克服できれば、外国人は日本人を仲間に入れてくれるのです。

 ですが、それを実現することは実は容易ではありません。そこには文化的な要素が深く関わっているからです。例えば、日本人特有の文化は数多くあります。その典型例が“阿吽(あうん)の呼吸”でしょう。ですので、これら3つの阻害要因は日本人特有のもので、外国人はこうした阻害要因を持っていません。

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