[データの説得力を高めるインフォグラフィックスの基礎知識]

【第3回】ファネルチャート〜プロセスの進み具合による変化を確認

2015年8月19日(水)川畑 英貴(米QlikTech日本法人ソリューション・コンサルティング本部シニア・ソリューション・アーキテクト)

最近のBI(Business Intelligence)/BA(Business Analytics)では、インフォグラフィックス(Info-graphics)の技術を適用した様々なグラフが作成できるようになっています。データの可視化方法として重要性が高まるグラフについて、それぞれがどんなデータを可視化するのに適しているのか、そのグラフを作成するために必要なデータ項目は何かなどを解説していきます。棒グラフ/円グラフだけのプレゼンテーションから卒業しましょう。今回は「ファネルチャート」を取り上げます。

ファネルチャート

図1:ファネルチャートの例図1:ファネルチャートの例
拡大画像表示

ファネルチャートの説得力

図2:円グラフでは、プロセスの進み具合による変化はなかなか表現できない図2:円グラフでは、プロセスの進み具合による変化はなかなか表現できない
拡大画像表示

 ファネルチャートは、データをプロセスにおける割合で表示するために使用するグラフです。「ファンネル(ろうと)チャート」「ファンネルグラフ」とも呼ばれます。表示の観点から見ると、円グラフや100%棒グラフに似ており、チャートは、データに比例したセグメントの高さか幅、あるいは領域で表示されます。データポイントを無視して、セグメントの高さ/幅が均一なチャートを描画することもできます。

 一般的に円グラフの場合、図2のように1つのカテゴリにおける割合はよく分かりますが、プロセスの進み具合による変化はなかなか表現できません。ファネルチャートでは、プロセスの進みと割合の変化を円グラフよりも分かりやすく表現できます。

作成に必要なデータ項目

 ファネルチャートを作成するのに必要な設定は以下の通りです。

軸項目:カテゴリ項目(QlikViewでは必要に応じて2項目まで設定可)
数式:集計したい項目(予算達成度や営業プロセスにおけるコストの合計など)

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
登録済みの方はこちら

IT Leaders 雑誌版、電子版をご購読の方、会員登録済みの方は下記ボタンよりログインして続きをお読みください

初めての方はこちら

IT Leaders 会員になると
会員限定公開の記事を読むことができます
IT Leadersのメルマガを購読できます

【次ページ】ファネルチャートの適用ケース
  • 1
  • 2
バックナンバー
データの説得力を高めるインフォグラフィックスの基礎知識一覧へ
関連記事

【第3回】ファネルチャート〜プロセスの進み具合による変化を確認最近のBI(Business Intelligence)/BA(Business Analytics)では、インフォグラフィックス(Info-graphics)の技術を適用した様々なグラフが作成できるようになっています。データの可視化方法として重要性が高まるグラフについて、それぞれがどんなデータを可視化するのに適しているのか、そのグラフを作成するために必要なデータ項目は何かなどを解説していきます。棒グラフ/円グラフだけのプレゼンテーションから卒業しましょう。今回は「ファネルチャート」を取り上げます。

PAGE TOP