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[ハイブリッドクラウド時代必修ITインフラの基礎知識]

【第9回】ハードが壊れてもデータを保護できるITインフラに

2015年10月27日(火)本橋 信也(クラウディアン取締役COO)

クラウドと同等の次世代ITシステムは、経済性の観点から汎用サーバーを多数使って構築します。半面、ハードウェアに障害が発生する率も高くなります。それを前提に、データのバックアップやアーカイブにオンラインで対応するだけでなく、保存したデータを消失することなくサービスを継続できる、堅牢なデータ保護の仕組みを備えていなければなりません。

データ保護(Data protection)の定義:

重要なデータが破損したり、消失したりすることを防ぐこと、およびその仕組み


バックアップはデータを元の状態に戻すための手段

 データ保護は、文脈に応じてさまざまな意味合いで使われる用語です。不正アクセスから守ることや、安全なデータ管理などを指すこともあります。今回は、ITインフラにおけるデータ保護を対象にします。

 ITインフラにおけるデータ保護とは、ハードディスクやサーバーといった物理的なハードウェアが故障したとしても、保存・格納しているデータを消失させないことです。

 データ保護の代表的な方法は、バックアップです。定期的にデータを複製しておき、必要な際に復旧(リストア)することでデータの消失を防ぐ仕組みです。その対象はファイルだけではありません。例えば仮想サーバーは、ハイパーバイザーというソフトウェアで構築されているため、物理サーバーに障害が起これば仮想サーバーも失われます。速やかな復旧のためには、仮想サーバーのイメージやテンプレートもバックアップの対象になります。

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