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[ハイブリッドクラウド時代必修ITインフラの基礎知識]

【最終回】ハイブリッドクラウドはオンプレミスもクラウド型に変革

2015年12月22日(火)本橋 信也(クラウディアン取締役COO)

ハイブリッドクラウドは、異種のクラウドを“適材適所”で活用することです。例えば、オンプレミスとパブリッククラウドでデータの格納先を使い分けたり、パブリッククラウドの仮想マシンを使いながらもデータはオンプレミスのストレージに保存したりするなどです。ハイブリッドクラウドを実現するためには、これまで説明してきたように、オンプレミスのITインフラをクラウド型に変革しなければなりません。

ハイブリッドクラウド(Hybrid Cloud)の定義:

オンプレミスとパブリックという異種のクラウドを連携して使い分け、両者のメリットを最大限活用すること、およびそのための仕組み


異なるクラウドを組み合わせてこそハイブリッドクラウド

 ハイブリッドとは本来、生物学的に異種を掛け合わせることで生まれる交配種を意味しています。最近では、ガソリンと電気という異なる動力源を組み合わせたハイブリッドカーなどにおいて、交配可能な異種を組み合わせ使い分けることで新たなメリットが得られることが広く理解されています。

 従って、ハイブリッドクラウドとは、パブリッククラウドとオンプレミスのクラウド型ITインフラという異種のクラウドを組み合わせ、それらを使い分けることです(図1)。

図1:ハイブリッドクラウドのイメージ図1:ハイブリッドクラウドのイメージ
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 ですので、オンプレミスのITインフラがクラウド型でない場合、それは異種のクラウドの組み合わせにならず、ハイブリッドクラウドには位置付けられません。正しく言えば、パブリッククラウドを活用するオンプレミスのITインフラ、若しくはハイブリッドITとでも表現されるべきでしょう。

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