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[ハイブリッドクラウド時代必修ITインフラの基礎知識]

【第12回】自動階層化(Auto-Tiering)で次世代ITインフラにスムーズに移行する

2015年12月8日(火)本橋 信也(クラウディアン取締役COO)

クラウドと同等の次世代ITインフラを構築しても、既存のITインフラからの移行という課題があります。しかし、移行のためだけに一大プロジェクトを立ち上げて労力と時間をかけたくはありません。サービス停止やデータ消失などのリスクを抑えつつ、日々のオペレーションの延長線上で限りなくスムーズに実現したいものです。それを実現できるのが自動階層化です。クラウドサービスに階層に加えれば、ハイブリッドクラウド環境への段階的に移行できます。

階層化(Tiering)の定義:

データ保護や、処理速度、利用頻度などの特性に応じてデータを分類し、その最適な処理と保存のためにITシステムを使い分けること、およびそのための仕組み


経済性と効率性を同時に実現する

 何事につけ1分1秒を争う時代にあっては、「すべてのデータ処理は高速であるべき」と考えがちです。確かに、業務システムや基幹システム、データベースなどの処理には、マイクロ秒単位の処理性能が求められることは多いでしょう。

 とはいえ、それらはコンピュータ処理のスピードです。人間がファイルサーバーにファイルを保存したりWebサービスを利用したりするのであれば、ミリ秒単位の処理速度で充分です。

 つまり、ITインフラを構成するすべてのシステムが、高速で高性能である必要はありません。データの種類や目的に応じて、高速だけれども高価格だったり、低速だけれども安価だったりするシステムを適切に使い分けられれば、ITインフラ全体としての効率性と経済性を両立できます。

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