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[ITリーダーの美学]

積水化学工業 寺嶋 一郎 氏

システムの自社開発にこだわり、イノベーションのセンスを磨く

2014年5月7日(水)川上 潤司(IT Leaders編集部)

住・社会のインフラ創造とケミカルソリューションを事業領域として、住宅、環境・ライフライン、高機能プラスチック、フラットパネルディスプレイ製造装置などのビジネスを手がける積水化学工業。IT戦略に目を向けると、主要な情報システムの“内製”にこだわる独自の取り組みを続けている。その真意は? そして今後のビジョンは? 同社のIT戦略を統括する寺嶋一郎氏に話を伺った。(聞き手は川上潤司=IT Leaders編集長)

メールやグループウェア、さらには財務会計…一般的にはパッケージを適用することが多い領域で、貴社は“自前”にこだわって開発・運用していると聞きました。まずは、その経緯からお聞かせください。

 私自身の経歴から簡単にお話ししますと、1979年に積水化学工業に入社し、当初は生産技術部で生産管理システムの構築を担当しました。その後、米国MIT(マサチューセッツ工科大学)への社内留学を経て、情報子会社であるアイザック(現在、NTTデータセキスイシステムズに統合)設立に参画し、AI(人工知能)を応用した、ユニット住宅生産のシステム化などに従事していました。ややもして、積水化学工業の情報システム部長をやれという辞令を受け、2000年に本体に戻ってきたのです。

 当時の社内では、イントラネットを活用して全社的なコミュニケーション基盤を整えよう、基幹システムについてもERPを導入して連結経営を支える共通基盤を構築しよう、という機運が高まっていました。

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