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[ハイブリッドクラウド時代必修ITインフラの基礎知識]

【第4回】システム拡張はスケールアップとスケールアウトで

2015年8月18日(火)本橋 信也(クラウディアン取締役COO)

世界中で発生するデータ量は「2年で倍増する」とされています。このビッグデータの波には近い将来、すべての企業が立ち向かわなければならないのは間違いありません。ただ個々の企業にすれば、その波が到来するタイミングやサイズの予測が難しいのも事実です。それだけに、現状に見合った性能や容量から始めながらも、段階的に成長できるITインフラを実現しなければなりません。そこでは、スケールアップとスケールアウトの両方への対応が求められます。

スケールアップ(Scale up)の定義:

高性能・大容量の上位機種に設備を置換し、性能や容量を拡張すること、および、その仕組み


スケールアウト(Scale out)の定義:

複数設備から構成されるシステムに設備を適宜追加していくことで、システム全体としての性能や容量を拡張すること、および、その仕組み


ITインフラは柔軟に拡張できるほうが良い

 ビッグデータの時代を迎え、次世代ITインフラは従来のITインフラが想定していなかった“量”の大きさに対応できなければなりません。次世代ITインフラを構築する際に、当初から大量のデータが存在するのであれば、必ずしも小規模からスタートし拡張できるITインフラである必要はないかもしれません。

 しかし多くの場合は、最初から一大プロジェクトを立ち上げ、大規模システムを構築するよりも、小規模から始め段階的に移行したいと考えるのが一般的ではないでしょうか。数年先を見越して余剰設備を大量に抱えておくのではなく、データ量の増加に合わせ、物理的な装置の性能や容量の制約を極力受けることなく柔軟に拡張できるITインフラが望ましいのです。

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